世のため、人のため。
自分のためでなく、世の中が明るく楽しくいられるために。
自分のためでなく、周りの人が明るく楽しくいられるために。
世のため、人のため。
たいへん立派なことです。
たいへん高尚なことですが、自分のことも満足にできていない人間には、世のためも人のためも、満足にできるわけがありません。
自分が幸福でないのに、世の中も、ほかの人も、幸福にできるはずがありません。
世のため人のために生きるには、まずは自分が幸福でいることが大前提です。
世のため人のために生きるための、自分の幸福とはなんでしょうか?
自分の幸福とは、自分がただ楽しんでいるだけでは続きません。
まわりが楽しんでいると自分も楽しく幸福でいられます。
だから周りを楽しませる方が、自分が幸福でいるためには楽なのです。
自分だけで楽しむのは、いい人であればこそ、できないものなのです。
自分しか見てない人は、自分の幸せだけをおいもとめます。
自分が一番幸せでいたい人は、まわりの人と比較します。
そうすると、ひとりだけで一番しあわせになって、
まわりの人は離れていってしまいます。
誰しも、こころがいっぱいになると自分本位になるものです。
誰かの為になんて!
世のため、人のためになんて!
そんなこと考えられなくなります。
そんな時こそ、外に目を向けて。
自分のこころが穏やかで、
自分がいつも幸福のなかにいられるように、
周りの人の幸せを願いましょう。
周りの人を楽しませましょう。
世のため、人のために。
自分のために。