出来ない理由と出来る方法

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出来ない理由と出来る方法

人には大きく分けて2つの種類があります。

「出来ない理由を考える人」と
「出来る方法を考える人」です。

人は、過去の経験を積めば積むほど、いろいろな判断力や未来の結果を予想する能力がたかまり、成長をします。

その結果、過去の経験を重視する人は、
「過去にこんなことがあったから、きっとこうなるだろう」
「これをやると、あの人にはこんなことをいわれるだろう」
「やってもきっとうまく行かない」
といったように、未来に対して「出来ない理由」を考えがちです。

「出来る理由」よりも「出来ない理由」のほうが簡単に考えられて、余計なこともしなくていいからです。

反対に、過去の経験よりも未来の可能性を重視する人は、
「こうすればきっとうまくいく」
「これをやると、あの人にはこんなことをいわれだろうから、こうしよう」
「やってみれば、きっとなんとかできる」
といったように、過去の経験にとらわれずに「出来る方法」を考えます。

これは、双方とも一長一短。諸刃の剣。

過去の経験に寄りすぎると、出来ない理由ばかりが見えて来て、その分堅実ではあるが、新しい何かは生まれにくくなります。

未来の可能性に傾倒すると、出来ない理由をできる方法に転換できるが、可能性頼りの不確実な未来になりがちです。

バランスよく、過去の経験から導いた未来の可能性を考えれば、経験に基づく方法が、新しい道を開いてくれるでしょう。

過去の経験は、見渡せば自分以外の豊富な事例も、歴史や教育としてゴロゴロ転がっています。

視野を広く持つこと、そしてそれを自分ごととして、プライドや自分への甘さからの逃げに負けずに、素直に吸収できるといいですね。