フロー理論

生き方

フロー理論とは

フローとは、よく「ゾーンに入る」と呼ばれる、なにかにすごくに没頭して、夢中になって、力を発揮できる状態のことです。
1970年代にミハイ・チクセントミハイという心理学者が研究し始めたものです。

フロー状態になるための条件

  1. ゴールが明確であること
  2. 即時のフィードバックがあること
  3. 機会と能力の間のバランスが取れていること

逆にフロー状態になるのを妨げるものは

「タスクのゴールが明確でないこと」
「タスクに対するフィードバックが少ないこと」

それらがモチベーションをさげて、自分の価値をを認識できなくなってしまうようです。

フィードバックのコミュニケーションはとても大切なのです。

フローの逆状態、いわゆる「ノンフロー」になっていると、無意識にそのフィードバックを求め自分の価値を認識したくなります。

ですが「ノンフロー」の状態では、フィードバックを求めることを積極的に自分からだせなくなるスパイラルに落ち込んでしまうのです。

いつも「フロー」状態にいるためには、外的な要因に左右されずに自分を持っていることが大切です。

自分が何をどうしたいのかを、外的ではなく内的にみいだせるといいのですが、なかなかそれも難しいのです。

フローを意識するときに気をつけること

フローにはいろいろとメリットがありますが、意識する際に気をつけることがあります。

いつもフローでいようと意識してこんなことをしてしまったりするのです。

  • フローになりやすい、好きで得意なタスクが心地よく、それに没頭しして他の作業のやる気がなくなる
  • フローになりやすい、比較的ゴールが簡単なタスクばかりして、不確実なタスクを避ける
  • フローになりやすいタスクが、社会的な外部から見たときに、一般常識的には好ましくない場合もある

これって、いままで生きてきた自分のことだ!

と思った方、すくなくないのでは?

知らずしらすに、みんなフローを意識しているのです。

みんないっしょです。

意識的に、継続して、フローの状態でいようという努力が、いいフローを呼ぶのではないでしょうか。

自分のフローは、自分でしか呼べません。
また、自分のフローが、まわりのフローも引き寄せるのです。

「ノンフロー」では、いいことは、なんでもはじきかえして、悪い外的要因だけが、気になってしまいますよ。

 

参考
フロー体験(状態)とは? 8要素とフローに入るための4ポイントhttps://learn-tern.com/flow/