キルケゴールやニーチェが使っていた「恨み」だったり「ねたみ」だったりの、人間の憎悪の感情をあらわす哲学用語です。
世の中に「ルサンチマン」がはびこり混沌化することを、昔は悪魔のせいにしていたのかもしれません。
たしかに、「憎悪」などの感情は、まわりを影響させやすく、たやすく「ルサンチマン」は広がります。
「ルサンチマン」がひろがると、おそらく嫌な世の中になるのでしょう。
ひょっとすると、天災なども呼び込んでしまうのかもしれません。
ちょっと宗教的ですが、悪魔が人のこころや、世の中や自然等に、はびこってしまっているのかもしれません。
エヴァンゲリオンでいうところの「デストルドー」が広がってしまうのかもしれません。
(デストルドーとは、死に向かう意志といった感じ)
2年程前の震災の時には、意図せずに日本は「助け合う心」を学び、日本全国から「ルサンチマン」が減少したように感じます。
ところが、最近はなんだか世界的に「ルサンチマン」が増幅しているような気がします。
自分の周りや、自分の考え方もなんだか「ルサンチマン」に支配されていいるような気がします。
「ルサンチマン」からは「シアワセ」は生まれません。
「シアワセ」を生むココロをいつも持っていたいです。
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