「いい感じで!」の落とし穴

生き方

「いい感じで!」生きていると、大抵のことは「いい感じで」回ります。

おかげさまで、「いい感じ」で生きてるおかげで、仕事の依頼も「いい感じでお願いします〜。
という、アバウトなご要望を「いい感じ」で仕上げて、結果的に「いい感じ」の仕事ができているんですが、「いい感じ」というエモーショナル(感情的・感覚的)な思考は、人それぞれの受け止め方で、「いい感じ」ではなくなる場合があります。

なので、仕事の場合は、最初に「要件」を聞いて、「概要を設計」して、さらに「詳細に設計」したりして、これで作っちゃって間違いないですね!という取り決めを決めてから作り出したりするのです。

ところが、ロジカル(論理的)な開発仕事とは違い、エモーショナル(感覚的)なクリエイティブ仕事の場合は、その「要件」にも「設計」にも、多くの「いい感じ」が含まれたりするのです。

すごく細かく設計して、そのレイアウト構造や、ビジュアルの意味合いなんかも、

人の目の動きはこうだからここにボタンを配置します。

暖色系で優しさを表現して、アイキャッチのために写真を配置してます。

といったロジカルな説明も、根っこの部分はエモーショナルな判断にゆだねられたりするのです。

「いい感じで〜」という評価が、依頼者側と制作者側で「いい感じ」にハマれば、その関係も「いい感じ」に続いていくのですが、たまに、なかなかハマらないこともあるのです。

そういう場合、一旦「いい感じじゃない」という思考がはいると、こちらがどれだけ「いい感じ」にすすめていても、もう「いい感じ」とは捉えられなくなってしまったりするので、注意が必要です。

いまのところ、「いい感じ」で生きているおかげで、初対面で話した相手にも「いい感じ」と、とらえていただくことが多く、「いい感じ」に「いい感じ」の仕事ができています。

ただ、あまりにも「いい感じ」に生きすぎていると、「いいかんげんな感じ」にとらえられ、「いい感じじゃない」という思考がはいってしまうことがあるのです。

そこで注意するところは、思考は「エモーショナル(感覚的)」にして、表現は「ロジカル(論理的)」にするということです。

右脳(エモーショナル)左脳(ロジカル)のバランスをうまく活用できるように、普段から生活することが大切です。

右脳で考え、左脳で表現。

これは、仕事だけではなく、一般的な生活でも活かせます。

おまけ 脳みその使い方のタイプ

A. 右脳で考え、左脳で表現するタイプ
自由な発想を、わかりやすくにコミュニケーションする「いい感じタイプ
B. 左脳で考え、左脳で表現するタイプ
自分で固めた思い込みの自論を、反論できないように押し付ける「俺様タイプ
C. 右脳で考え、右脳で表現するタイプ
思いつきで考えたことを、そのまま思いつきで口にだす「いいかげんタイプ
D. 左脳で考え、右脳で表現するタイプ
自分の中の考えを、本能と感情で表現する「暴君タイプ

ちょっと偏見かな(^_^;)
わたくしは、どう考えても「C」(^_^;)。
「C」から「A」への移行トレーニングをしなければ。

 

コメント