鬼滅のココロ

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鬼滅のココロ

全集中「人の呼吸」壱ノ型「生きる」

巷では鬼滅の刃が大流行りで、興行収入は、ついに千と千尋の神隠しを抜いたようですね。

この時期に、この話が流行ったことに意味があるように感じています。

物語は、古き良き日本特有の文化が漂う時代。

日本にはそもそも、八百万の神々がいました。
水や炎など、どこにでもいる八百万の自然の神々の力を引き出し、鬼を退治するというお話です。

その力を引き出すために、全ての感覚を集中させた呼吸を使います。

呼吸は生きるための基本動作で、誰でも出来ることです。
そして、吐く呼気は、内なる自分から「気」を出して、吸う吸気は外から内に「気」を取り込みます。
生きていれば誰でも出来ること。
むしろそれをしないと死んでしまうことです。

自ら出し、そして受け入れる。
現代は、それができにくい世の中になっている気がしませんか?

水や炎の神の力は、特定の誰かの中にあるものではなく、そこらじゅうにいくらでもあるものです。
ところが、それを使うためには使うための努力を、自らする事が必要なのです。

誰でもできることなのに、現代社会では、できないと思ってしまい、努力さえしなくなっている人が多くなってきているような気がしませんか?

そんなの無理だ。
それはできない。
努力なんてめんどうくさい。
なにすればいいのかわからない。

ただ、自ら出して、受け入れることを、心から常に続ける努力をするだけで、全集中常駐で、誰でも鬼を滅する事ができるのに。

さらに、鬼滅の「滅」は、鬼を滅するのではなく赦し救い鬼の心を滅することです。

まさに、本来の日本の文化じゃないですか?

貴様何様!と敵をつくるのではなく、「お互い様」と相手を尊重し、許し合い、助け合う文化の国が、そもそもの日本だと思いませんか?

今の日本を埋め尽くした鬼滅ブーム。
いまこそ、その時のような気がしています。

目の前の鬼や敵をも、赦し受け入れて救う

そして生きる事の基本である、呼吸だけに全集中して、生きることに全集中して、自分を出して相手も受け入れ、今目の前にいる鬼を、鬼の心を滅して救いたい。
そういう気持ちで世界を本来あるべき姿に戻すとき。
そんな気がしています。

全世界の全ての人が、
全集中の呼吸をを常駐させ、
全集中「人の呼吸壱ノ型「生きる」を解放しませんか。